■修繕工事

建物の新築改修・工事

エスアイジーでは、大規模マンション、アパート、戸建てなど、
外壁内装等の新築改修・工事全般を行っています。


住民様の安心の暮らしと、
お客様との信頼を第一に。
例えばこんなことができます。

診断建物の状況診断 / 報告書作成

数多の修繕に関わった経験をもとに、建物の状況を診断

直接現場にお伺いし、建物を細部まで丁寧に調査。豊富な知識・経験をもとに
劣化状況を以下の判定基準により診断させていただきます。
該当箇所は全て撮影し、写真付きで調査報告書を作成します。

▼劣化状況の判定基準
劣化程度劣化内容
A良好経年による劣化や表面に汚れ程度はあるものの、良好な状態。
B軽度比較的良好な状態。経年劣化が認められる。3~4年以内に改修が望ましい状態。
C中度経年相応の劣化状態。局所、部分的に劣化が見られ、安全上、機能上にやや問題あり。2~3年以内に改修が望ましい状態。
Dやや重度随所、広範囲に劣化が見られ、安全上、機能上に問題がみられる。1~2年以内に改修が望ましい状態。
E重度劣化の程度が大きく、安全上、機能上に問題があり、早急に対応する必要がある状態。
▼調査報告書の内容
3.1 躯体の劣化状況

2.1 躯体の劣化状況

当建物における劣化状況については、タイル面と塗装面があり、目視と打診を行った結果、全体的に人的被害が起きてしまうような、劣化状況です。タイル面の浮きは打診を届く範囲で行った結果、浮き部、クラック等は多い状態でした。
塗装面のひび割れ、脆弱部をこのまま放置すると、ひび割れ部分はひび割れに沿って中性化が奥へ進行し、健全な部分より早く鉄筋の位置まで中性化が進む危険性があります。鉄筋の位置まで中性化が進み、ひび割れより侵入した水分と鉄筋が接触すると鉄筋に錆が発錆します。
鉄筋に錆が発錆すると体積が2.5倍に増え、露筋やコンクリートの浮き・爆裂が発生します。したがってひび割れや浮きの補修を十分に行うことが必要です。
外壁の手の届かなかった部分や目視できなかった部分に関しては、足場が架かった際に、再度十分に調査する必要があります。

施工住民様ファーストの施工 / 予算に合った提案

住民様ファーストの施工

工事をする建物には、住民様、近隣に暮らす方々の生活があります。ご不便をおかけする皆様に、工事へのご理解・ご協力をいただけるよう、真摯なコミュニケーションを大切にしています。
ご挨拶、工事のお知らせの作成のほか、予算に合った工事提案、工事計画等、居住者様に寄り添った工事を行う為、理事会に参加することもあります。

▼住民様への掲示物
週刊工程表
住民様への掲示物
工事の工程や、ご依頼事項をまとめて掲示。住民様の暮らしに寄り添い、丁寧かつ分かりやすい発信を心がけています。
作成竣工図書の作成 / 劣化図の作成

工事の軌跡が詰まった、竣工図書の作成

工事竣工後、一連の工事の内容をまとめた竣工図書を作成します。住民様向けの掲示物から、工程表、工事の記録写真、保証書、劣化図、全ての情報を丁寧にまとめています。

▼竣工図書の作成
中にはファイルに収まりきらないほどの情報量になる時もあります。

建物の劣化、放置すると…?

一般的な劣化の原因と、修繕が必要となる理由をご紹介します。


漏水を引き起こす可能性があるもの

建物の資産価値を下げてしまう、漏水の発生原因となる劣化現象を紹介します。

塗膜防水剤の減耗

塗膜防水剤が経年と共に熱・紫外線・風雨等により表面から劣化し、巣穴等が発生していく現象です。

放置しておくと… 
クラックやひび割れが進行していき、割れた隙間から水が入り込むことにより、漏水が起こったりコンクリートが剥落する恐れがあります。

ひび割れ(クラック)

建物の動きにより起こる割れ目。または、セメント製品の乾燥の際に、季節により異なる温度および、乾燥、湿潤の差によって体積収縮が生じ、割れ目ができた状態です。

放置しておくと… 
割れた隙間から水が入り込むことにより、漏水が起こったりコンクリートが剥落する恐れがあります。

モルタルの浮き

経年によりコンクリートとモルタルとの間に隙間ができている状態です。表層への日射と放冷による膨張・収縮の繰り返しや、建物に加わる外力やクラックからの水分の侵入等によるものと考えられています。

放置しておくと… 
クラックやひび割れが進行していき、割れた隙間から水が入り込むことにより、漏水が起こったりコンクリートが剥落する恐れがあります。

鉄筋曝裂(露筋)

コンクリート内部の鉄筋が腐食・膨張することによりコンクリートが押し出され、欠陥する現象です。

放置しておくと… 
雨水が入り込み漏水を引き起こす恐れがある。
また、中の鉄筋の錆びが進行し、コンクリートが剥落する恐れがある。

シーリング材(露出)表層のひび割れ

露出したシーリング材の表面に紫外線や熱が当たり、経年による収縮を繰り返すことにより、表面からひび割れや白亜化(チョーキング)が起こる状態です。

放置しておくと… 
ひび割れした箇所から雨水が入り込み、漏水を引き起こす恐れがある。

建物の老朽化を進める

放置することで、建物を蝕んでいく劣化現象を紹介します。

塗膜の膨れ・剥離

ひび割れ箇所などから侵入した水分が塗膜内に閉じ込められ、日射により水蒸気となり膨張し塗膜を押し上げて膨れる状態。経年により膨れた塗膜は脆弱化し剥離へと発展します。

放置しておくと… 
玄関などの鉄部周りの塗装が剥がれると、鉄が錆びて劣化してしまいます。
また、外壁の塗装が剥がれると中のコンクリートなどのひび割れを起こす恐れがあります。

発錆

鉄が水分や空気中の酸素と反応し、酸化鉄となった状態です。

放置しておくと… 
ステンレスや鉄の錆が進行します。
建具自体の交換が必要になったり、漏水の原因になることもあります。

外観を損なう

実際よりも古く見られてしまったり、建物そのものの価値を下げてしまう恐れのある劣化現象を紹介します。

汚れ

空気中の汚れ(ホコリ・塵)等が雨垂れとなって付着し、水分が乾燥・蒸発した後に汚れだけが残った状態です。

放置しておくと… 
外観が著しく悪くなります。

塗装汚染(ブリード現象)

下地シーリング材に含まれる可塑剤が表層塗膜に移行することで、表層塗膜の変色を引き起こす状態。

放置しておくと… 
放っていても問題ありませんが、外観がどんどん悪くなります。

人的被害を与える可能性があるもの

放置すると、事故が起こる恐れのある劣化現象です。

タイルの浮き・剥離

経年によりコンクリートとタイルやモルタルとの間に隙間ができ、少し盛り上がっている状態。張りタイル表面への日射と放冷による表面温度変化で起こる膨張・収縮の繰り返しや、地震等による建物の動きによって、タイルの浮きや剥落が起こると考えられています。

放置しておくと… 
地震や台風の際に、タイルが落下する恐れがあります。

直接的な害はないが、劣化のサインになるもの

建物の老朽化が進んでいることを表す劣化現象です。

チョーキング

塗膜表層(トップコート)が紫外線等による劣化により、表面が粉末状になる現象。白亜化。

放置しておくと… 
クラックやひび割れが起こる前兆。
すぐに何かが起こるわけではないですが、見逃してはいけません。

エフロレッセンス(白華現象)

コンクリート内部のアルカリ成分がひび割れに沿って水分と共に流出し、白い結晶となっている状態です。

放置しておくと… 
エフロレッセンスの放置自体が何か害を与えることはありませんが、水が入り込んでいることは間違いないので、軽視はできません。

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